
共済と保険の主な違いは「運営団体」「加入対象者」「対象範囲」「用語」の4つ
共済と保険の主な違いは「運営団体」「加入対象者」「対象範囲」「用語」の4つです。
共済は、協同組合などの非営利団体が組合員の助け合いを目的に運営している保障事業です。
家計にやさしい掛金の設定や剰余金の還元など、加入者である組合員にできるだけ負担をかけず、よりよい暮らしに貢献できるようなサービスを提供しています。
共済と保険の主な違いは「運営団体と運営目的」「加入対象者」「保証の対象範囲や内容」「使用される用語」の4つです。
保険は、利益を必要とする民間企業などの営利団体が運営しています。
利益を生み出すためには加入者を増やすことが必要なので、ニーズに沿った商品開発やサービスの提供が求められます。
そのため加入者向けにサービスやプランが充実しているのが特徴です。
保険には誰でも加入することができます。(健康状態など、加入のための所定条件がある場合もあります)
従来の生命保険や医療保険には加入できなかった人でも契約できるような保険など、時代のニーズに合わせて新たな保険のかたちも誕生しています。
保険は、補償対象や内容、特約の種類が多く、選択肢が広いことが特徴です。
自分の希望や必要に応じてプラスしたりいらないものを外したりと、プラン内容を細かくカスタマイズすることができます。
共済と保険とでは使われる用語も少し異なります。
例えば、保険で言う「保険料」は共済では「掛金」、「保険金」は「共済金」となります。
また、「営業・勧誘」ではなく「普及・推進」といった言葉を使うことも、共済の特徴です。
これは「協同組合の事業を組合員が利用する」「組合運営への参画の一環」という意義を持っており、保険のような「一般企業と顧客」という関係とは異なるからです。
なるほど~! 4点まとめました!
共済 | 保険 | |
---|---|---|
運営団体の違い | 組合員による非営利団体(協同組合など) | 保険会社など営利団体(民間企業) |
加入者の違い | 組合員とその家族 | 誰でも加入できる(所定条件がある場合も) |
対象範囲の違い | 保障の範囲がシンプル、固定のプランから選択 | 補償の範囲が広く種類も豊富、プランをカスタマイズできる |
用語の違い | 掛金、共済金、普及・推進など | 保険料、保険金、営業・勧誘など |
ちがいがわかってきましたよ~博士!
「家族内」だったり「シンプルなわかりやすさ」
を求めるなら共済かのう
家族を大事に、そしてシンプルイズベストな私にピッタリね!