共済の種類

さまざまな「共済」や「協同組合」があります

世の中には、様々な種類の「共済」や「協同組合」があります。
「共済」については、「火災共済」をはじめ「生命共済」「年金共済」「傷害共済」「自動車共済」などがあります。
「協同組合」の場合は、組織運営の基となる「根拠法(協同組合法)」による違いがあります。



突然じゃが、「保障」の種類はわかるかの?

!? えーと、生命の保障と、火災や災害の保障と…?
あ、自動車事故とか?

主に、5つじゃ! 今から説明するぞ

「保障」による共済の種類

保障内容で分類した場合、代表的な共済の種類は「火災共済」「生命共済」「年金共済」「傷害共済」「自動車共済」の5つです。
いずれかの共済のみを実施している団体もあれば、複数の共済を実施している団体もあります。

火災共済

火災、落雷、破裂や爆発、自動車の飛び込み、他住居からの水漏れなどによって、建物や家財が損害を受けた場合の保障を行う共済です。
地震や風水雪害などの自然災害によって損害を受けた場合に、共済金や見舞金を受け取れる共済もあります。


生命共済

死亡や後遺障害、病気、怪我、介護状態など、生命や身体にリスクを負った場合の保障を行う共済です。
満期の際にまとまった共済金を受け取れる共済や、子供の病気・怪我や学資金に備える共済もあります。


年金共済

老後に向けた積み立てとして、設定された所定の年齢まで共済掛金を積み立てていく共済です。
所定の年齢になってから、設定した年数ごとに年金として共済金が受け取れます。


傷害共済

事故や災害で障害を負ったことにより死亡した、入院や通院をした、後遺障害が残った場合などの保障を行う共済です。
日常のあらゆる事故や災害に対する保障だけでなく、交通事故や巻き込み事故に対して、旅行中の事故に対して、ボランティア活動中の事故に対してなど、障害を負う場面を特定する共済もあります。


自動車共済

自動車事故により、相手型の人や物を賠償する場合、搭乗者が障害を負った場合、自身の車両が損害を負った場合などの保障を行う共済です。
自動車損害賠償保障法に基づいて、すべての自動車に加入が義務づけられている「自賠責」共済を実施している団体もあります。








保障の共済は5種類あるんですね

さよう。 では「協同組合」の種類はいかがかな?

!?? 組合の種類…?

「協同組合法」による組合の種類

共済を取り扱う協同組合は、その根拠法(協同組合法)により分類されます。

消費生活協同組合法

・市民共済生活協同組合
・こくみん共済coop
・CO・OP共済
・都道府県民共済


農業協同組合法:農業者のための協同組合

・JA共済


水産業協同組合法:水産業者、水産加工業者のための協同組合

・JF共済


中小企業等協同組合法:中小企業の事業者、勤労者等のための協同組合

・火災共済協同組合
・トラック交通共済協同組合







ちなみに、
イギリスには「サッカー協同組合」というものがあり、組合員となったサポーターが主体となりクラブ運営をしているぞ

へぇ~ユニークだなぁ!